shino-jiのスマホ日記

手持ちのスマートフォンやその周辺機器、アプリの使用感などを取り上げるブログです。

私はPalmの殉教者になれるのか!?

 いきなりこんなタイトルでスミマセン。
 陰郎さんのこちらの記事を読みまして、思うところがありましたので。
 PDAやケータイが今やスマートフォンと呼ばれるように進化し、その中でPalmが少し置いていかれているような状況が続いている、それを陰郎さんは開発者の立場での思いを述べていらっしゃるのに共感いたしております。
 私の場合は、たまたま田舎の電化店で在庫処分になっていた新古品のクリエをOS4.1と3.5.1の区別の付かない店員さんの説明を聞いて、3.5.1の方を選んでしまったところからPalmとの出会いがありました。当時のPDAの主流は確かザウルスだったように記憶していますが、価格が5〜6万円で、当時2万円で手に入ったクリエとはまさに破格の差。その後、当方初のOS5のディバイスであるクリエNX73Vも4万円という価格でしたので、Palmとの出会いのきっかけはまずその性能云々よりも価格の方が一番問題であったような気がします。今やオタクと属されるようなPalmファンになっていますが、未だ10万円近くするTreo755pのような最新機種には手は出せない、それだったらE61に乗り換えた方が等と考えてしまう・・・それだけ価格というのは私にとっては大きな問題であるわけです。しかし、ここに今Palmの大きな問題点があるのも事実ではないでしょうか。確かにZ22などは18000円程度で手にはいるかも知れません。しかし、日本語化が必要となればそこから3000円〜5000円の出費が必要。しかもこの機種は外部メモリがありませんので、外部メモリ付きとなると次はPalmTXでこれまた40000円に日本語化の費用と言うことになる訳で決して安くはない。Treo680になると70000円近くになりますから・・・もう手が出せなくなってくる訳です。
 しかし、ここに至ってその追い打ちをかけているのがワイヤレス通信が出来るかという問題。
もちろんPalmでもワイヤレスは大丈夫と言っても、パケ代の心配をしなければなりません。かつてはPHS回線を用いてクリエNXでメールやインターネットを使ってましたが、今やケータイでJigブラウザ使った方が通信速度も速いし、パケ代の心配はありませんからね。
 そうしたことを考えるとWindowsMobile登載機の方がいろいろな場面でメリットが大きい。
 上述のように使いやすさだけでユーザーを引き留めておくということはなかなか困難なような気がします。
 では私は何故Palmにこだわるのか?
 別にこだわっているわけではなくて、ケータイとPalmでお互い不足していると思う機能を補うことが出来ている(と思っているだけかも)からです。まだまだ今のSO902iではインターネットのサイトの閲覧ということでは満足いかない所は多くありますが、何より現在の我が家の経済状態からは如何せんこれが限界。WidowsMobileであろうが、E61であろうが手にしてみたくとも、その経済的な根拠がないために入手出来ないという現状であるというのが事実。
 ということで今あるPalmの性能をPalmwareで必至に向上させようと日々努力している訳なんですね。まあ、Palmware購入を控えれば十分他の機種を入手するだけのお金は準備出来るという本末転倒な結果になっていることは否めないところですが。
 いずれにしてもたまたま私が出逢ったのがPalmで、この出会いの最初がザウルスであればきっとザウルスに惚れ込んでいたでありましょうし、WindowsMobile登載のスマートフォンであればその虜になっていたでありましょう。
 ただ一つ言えることはPalmに出逢ってなければこのブログは開設されなかったし、Palmユーザーの方々と知り合いになれなかったこと。どのOSを選ぶかということで確かなモノは当方の場合お金との兼ね合い以外他にないような気も致します。
 Palmの殉教者になれるのか!?この問いは残念ながら当方の場合はNegative。今後、今のPalmディバイスが故障して修理不能となれば、入手出来るより安いマシーンに落ち着くことでありましょう。それがPDA出身のスマートフォンなのか、ケータイ出身のスマートフォンなのかにかかわらずです。でも4台もあれば、恐らくもう4・5年は大丈夫かな?