shino-jiのスマホ日記

手持ちのスマートフォンやその周辺機器、アプリの使用感などを取り上げるブログです。

MSMountでの本体メモリ節約

 クリエNX同様、Treo650でもMSMountが使えることが判り、アプリを外部メモリに逃がしてやることで少ない本体の空き容量を確保出来ています。通常はPowerRunでアプリ(本体のみの移動も可)及び関連データを外部メモリに移して本体の空き容量を増やすやり方をしていますが、PowerRunと異なる点は、MSMountは基本的にはアプリのみの移動。
 外部メモリのPalm/Program/MSMountの中にアプリの本体ファイルを移動させて、環境設定パネル内のMSMountを開きEnableにすると、標準ランチャーにはあたかも本体に入っているかの如く、アプリのアイコンが表示されるようになります。一部のRuntimeやDAも移動が可能のようですが、クリエの場合ですとDAを移すとDALauncherからの起動の際にリセットがかかりましたので、Treo650では、外部メモリに移動させているのはアプリの本体ファイルだけ。
 DateBk6などの大容量アプリの移動は、動作が遅くなるために、お勧めではありませんが、特に良いのが例えばフランクリンプランナーなどの複数のアプリがお互い依存し合っている場合。一つ一つのアプリの容量は決して大きくないものの、フランクリンプランナーは、ミッションやタスクなどの関連アプリが画面下部のアイコンで表示されますので、どれか一つのアプリをPowerRunで外部メモリに逃がすと、その連携がうまく取れなくなる場合がありますす。その点、MSMountは、本体にあると見せかける働きをしますので、外部メモリ上のアプリをMSMountが認識している限り、こうしたグループアプリの操作を問題なく行うことが出来ます。
 ただ、気をつけなければならないのが、外部メモリを差し込んだり、抜き出したりする際には、Treo650の電源をあらかじめオンにしておかないとMSMountが外部メモリのアプリを探し続けて、フリーズしてしまうようです。
 しかし、このPowerRunとMsMountのおかげで、色々なアプリがTreo650に入れられるようになりましたので、現在もあれやこれや、アプリを入れたり削除したりと、より使い易い環境にするために楽しんでいます。