クリエTJ25に何を入れるか〜その3〜
空き容量が11MBというユーザー領域しかないクリエTJ25に何を入れるか、その3回目(3)少ない空き容量をどう確保するかです。
活躍するアプリは
PowerRun(http://simple-palm.com/powerrun/)
もしくは
LinkStart(http://www.vistabug.com/linkstart/)
因みに私はPowerRunを常用しています。
更には
MSMount5(http://www.geocities.jp/tatsuonagamatsu/MSMount5/index-j.htm)
でこれらのアプリは定番中の定番でしょう。
しかし、クリエTJ25ではJackFlashでROMの拡張が出来ないものですから、これらのアプリを駆使しても十分でない。そんな時、救世主となるのが
TealAlias(http://www.tealpoint.com/softalia.htm)
です。
外部メモリにアプリやDB等のファイルを置いてショートカット起動出来るアプリで、理屈はPowerRunやLinkStartと同じなのですが、MSMountと併用出来る点が大きく異なります。
PowerRunやLinkStartは、アプリ(のみでも移動は可能)とDB等の関連ファイルを一発で外部メモリに移動出来きますが、一方で例えばフランクリンプランナー等、複数のアプリ群で成り立つアプリとしてお互いの連携が出来なくなります。具体的には、価値観等のフランクリンプランナーの中の一つのアプリを起動する際、画面下に表示されるアイコンタップが本体にアプリがない限り効かなくなってしまうのです。
それを補ってくれるのはMSMountなのですが、ここで外部メモリに移動出来るのは、アプリとRuntimeファイル(DAも認識してくれますが、通常のDAランチャーからの起動が出来なくなる場合があるようです)。DBファイルやその他関連ファイルは本体に残しておかなければなりません。
ですので上述の2つ(LinkStartを入れると3つ)だけですと、DBファイルやその関連ファイルの分は仕方ないと諦めてフランクリンプランナー等のアプリ群のリンクを優先するのか、それともリンクを無視してPowerRunで空き容量をゴッソリ確保するのかという究極の選択をしなければなりません。
そこで活躍するのがこのTealAliasです。
MSMountで外部メモリに逃がしたアプリでもDBや関連ファイルを外部メモリに移した上(フォルダはどこでも可能)で、このTealAliasでまずアプリのショートカットを作成します。アイコンはTealAliasのアイコンが別途作成されますが、元のアプリのアイコンでも表示させることも可能です。そして、関連するDB等のファイルを指定してあげれば、PowerRunと同じように全ての関連ファイルを外部メモリ上から起ち上げることが出来ちゃうんです。
因みにこの場合MSMountとTealAliasを併用するとランチャーには二つの同名のアプリが表示されてしまいますし、TealAliasではないアイコンを選択するとアプリの起動が出来なくなってしまいます。この点についての対策法は次回ということで。