Treo650でのアプリ起動
TealOSをTreo650のホームに置いてから何が不便かというと、TealOSがキーボードからのアプリ起動にインクリメンタルサーチに対応していないこと。これまで使っていたTreoLauncherだとターゲットアプリにヒットするとオート起動出来ていたので、これに慣れてしまっているとどうしても癖が取れません。
例えば、GetDialyを起動させようとしますと、gのキーボードを押さないといけないのに、次のeまで押してしまう。これがTreoLauncherでしたら、この辺でアプリの方が起動してくれるのですが、TealOSの場合はgではなくて今度はeで始まるアプリの方にトップ画面が変わってしまいます。以前よりは反応が早くなったとは言え、この切り替えがなかなかモッサリしていて直感操作が出来なんですね。一度起動させるとアプリの画面がキャプチャされてTealOSのトップ画面にカードという形で履歴が残っていきますので、このカードからのアプリ起動はなかなか快適であっても、やはりTreo650はキーボードからのアプリ起動の方が慣れちゃってます。
そのままTreoLauncherを使えば良いのかも知れませんが、MSMountで外部メモリに逃がしているアプリ名を認識してくれなかったりすることがあるので現在は、
TypeRight(http://www.standalone.com/palmos/type_right/)
でアプリ起動を担わせています。QuickBarを例えばホームの長押しに設定しておけばキーボードからのインクリメンタルサーチで起動させたいアプリへすぐに辿りつきます。最新版はv1.03β9。
このようにQuickBarでアプリ一覧からインクリメンタルサーチでアプリを起動させること以外にも、キーボード上のボタンであればどれにでもアプリやDAを一つのボタンの長押しで複数割り当てが可能。ハードキーの場合は通常押しと長押しの二つの設定が可能です。
ハードキーではこれまでMultiLauncherでよく使うアプリやDA、それにMSMountを割り当ていましたが、機能がこのTypeRightと一部かぶるためMultiLauncherをこの際、思い切って削除しました。ここで困るのがMSMountのダイレクト起動。MSMountは環境設定パネルの一つですので、こうなると環境設定を一度起ち上げないとMSMountに辿りつかなくなります。
さてどうしたものかと考えておりましたら、
Accessorizer(http://www.1src.com/freeware/fileinfo.php?id=1674)※ダウンロードは要登録
というDA生成アプリがあるじゃないですか。このアプリ、いわゆる通常のアプリをDA化するだけかと思っておりましたら、ちゃんとMSMountもDA化出来ちゃうんです。
このおかげでハードキーの一つにTypeRightでMSMountDAとして割り当てが可能になり、MultiLauncher削除してもTypeRight一本でこれまで通りの使い方が出来るようになりました!
おかげでこれまであらゆるランチャーがひしめきあっておりましたTreo650が少しスッキリした感じです。