PalmPreに想うこと

　先日発表になった新PalmのPalmPre。
　当方にとって一番分かりやすいryo-nさんの恍惚のほし★の連載レビュー
『そして本家Palmでも動画』
『Palm Touchstone』
『Palm Pre動画祭り！』
で、少し情報を整理しております。
　デザインとしてはどうなんでしょう。個人的には違和感なくて結構よろしいんじゃないかなんて思いますし、ある意味切羽詰まっていたPalm社としては刷新されたOSで新たな機種であることで他社に対抗出来るものにはなっているんじゃないでしょうか。色々と賛否はあるとは言え、あとは市場でどこまで認められるかですから、その辺の評価は今春、実機が出て結果が分かることでしょう。こうして欲しかったとかこうして欲しいと言う声を言っても、残念ながら日本でのユーザーを想定していないでしょうからね。いずれにしても今後を見守りたいと思います。
　一方、プログラマー方の反応は、まずミニーさんのこちらとHacker Dude-sanさんのこちら、更に陰郎さんのこちらが気になります。いずれも過去のPalmwareとの互換性がない点を指摘なされていますね。
　オフラインのPDAとしてのPalmに価値を置いている私としては実はこの部分が一番の関心事であります。この新たなOSの発表は同時に、現在あるPalmwareが過去の遺産となった瞬間であったとも言えるのではないかと。そうした意味では未だその具体的な姿を現さないALPの実機の発売がわたしにとっては最後の大きな期待となるわけであります。
　まあどれだけTreoを含めPDAとしてのPalmユーザー、そして何よりプログラマーがこの新たなPalmWebOSに移行するのか。Palm社が本当にターゲットにすべきはApple等の他社ではなくて、これまで本当の意味でPalmを支えてきたPalmコミュニティではないのかと思うのですが･･･。