shino-jiのスマホ日記

手持ちのスマートフォンやその周辺機器、アプリの使用感などを取り上げるブログです。

クリエTJ25の使用感

 陰郎さんがこちらに述べられている言葉をお借りしたら、まさにPalmの『新寄性依存』症である私。終焉したクリエについてのレビューなんて、完全に時代に逆行していることを承知の上でこの1週間使ってみての感想なんぞ述べてみたいと思います。
 このクリエTJ25は手帳に機能を特価したいわばPalmらしいシンプルなPalm。悪く言えば、遊び心のないマシーンです。それでもクリエが一部のヘビーユーザー向けに発展していた当時、敢えて機能と価格を絞り6色のカラバリで親しみやすい庶民向けのクリエとして登場した記憶があります。ですからネット環境を前提として使用するアプリは最初っからインストールされておらず、カメラもイヤフォンもなくて確かにシンプル。それだけにカスタマイズしがいがあります。
 まず第一印象としては、リセット後の起ち上がりが速い。これはTreo650とPalmTXに慣れてしまっているが故の感覚なのでしょうけれど、クリエNXと比べても若干速い感じがします。何よりMSMountに入れているアプリの認識が速いです。ユーザー領域が11MBしかありませんし、ROMを拡張してくれるJackFlashがサポートされてないとあって、MSMountとPowerRunだけが頼り。クリエNXですとMSMountでDateBk6やAgendusを外部メモリから認識させると相当なモッサリ感なのですが、TJ25ですとさほど違和感を感じません。新しい発見なのですが、PowerRunもMSMountで認識してくれて、これも違和感なく使用出来るというのも嬉しい。とにかく限られた空き容量をどれだけ確保するかが大変ですし、またそれが面白いです。
 センタージョグに関しては使いにくいという印象はないのですが、バックボタンがないというのはクリエに慣れている人間にはちょっとどうかなと思います。厚さは薄いけれども、幅があって結構手を広げないと収まってくれませんが、まあ慣れると何でもないことです。バッテリー持ちはクリエNX等と比べると少し悪い感じですかね。明るいところでは少々使いにくいのですが、バックライトと消してバッテリーの節約をしています。
クリエNX同様、電源ボタンがスライド式のため、ちょっと使いにくい印象がありますので、ハードボタンにサードパーティのアプリで電源オフは割り当てられるようにしています。
 現在標準ランチャーを何にするかを思案中。とりあえずHomeはAppShelfにして、ボタンにどのランチャーを当てるかを試行錯誤。これは後にまたご報告したいと思います。