shino-jiのスマホ日記

手持ちのスマートフォンやその周辺機器、アプリの使用感などを取り上げるブログです。

敢えてバージョンを下げる

 最近はTreo650とPalmTXばかりを扱っていて、もっぱら2台のClieNXはもう影を潜めてしまっています。特にClieNX73Vは、たまにオープンスタイルで突然接触不良でしょうか、画面が消えるという事態がたまに発生するような老体になって来ています。今日、一瞬Z22を購入しようという抑えがたい衝動に駆られまして、よくよく考えてみるとただでさえこの4台を使いこなせてない上に、もう一台増やすというのはあまりに無謀ではないかと我に返り、それならば老体ClieNX73Vがくたばるまで、もう一度息を吹き返してやろうということで、アプリを追加して少し遊んでいます。
 私自身、最新アプリにこだわって、こちらの更新ネタにしているのですが、ご承知の通り、昨今のアプリのアップは当然Clieをサポートしてのモノではありません。アプリのアップは当然の如くその機能が追加されれば、ファイルサイズも大きくなっていきます。ですので、Clieでは役に立たない機能が追加されてもアップする意味がなく、Clieの限られた空き容量を圧迫するだけです。必ずしもアプリの最新バージョンが良いとは限らないということになるわけです。
 今でも、DocsToGoは最新がv10でありますけれど、私が持ち合わせているのはv8。しかし実際使用しているのはTreo650でもPalmTXでもv7です。v8はネイティブPDFファイルをサポートしているものの、ほとんど役に立たない。仮にPDFtoGoのファイルを削除してもDocsToGoの本体アプリはv8の方がv7の方がサイズがでかいために、v7の方が良いという判断からです。
 ということで今日Clieに入れ直したアプリが、まずRescoExplorerのv2.72。最新がv3.20.3ですがFTPサーバーなんかにClieから接続することがもうありませんので、このバージョンで大丈夫。
 次に、KeyQuick。こちらも最新がv2.0β1に対して入れ直したのがv1.3.1。これについてはClieを正式サポートした中での機能追加ですので、最新版の方が良いとも考えたのですが、こちらの古いバージョンでも十分だと考えバージョンを下げました。
 最後に、バックアップアプリのBackupMan。現在の最新版がv2.3。しかし、このバージョンだと、Clieにバックアップファイルをリストアした直後に行うようになっているデジタイザの修正が本来2回のところのものがエンドレスになってリセットをしないとうまくいかないという不具合があります。そこでv1.5.4にバージョンダウン。このバージョンだと特段問題なくリストアが可能になります。
 RescoExplorerとBackupManは最新版と旧版とでデモ解除キーが異なりますので、古いキーを探すのに少し苦労しましたが、これで多少なりとも空き容量が節約出来るならば、一石二鳥と言ったところでしょうか。
 でも、こんなことしてなかったらZ22を買ってたんだろうなあと思うと情けなくなります。