shino-jiのスマホ日記

手持ちのスマートフォンやその周辺機器、アプリの使用感などを取り上げるブログです。

授業計画に使えるアプリ

 Palmはよく医療関係者の方が患者さんの管理などに使われていることはよく耳にしますし、本も出版され、多くのソフトを目にすることも出来ます。それだけその業界に定着(日本はどの程度であるか存じませんが)しているということでしょうか。
 私の本業である教育の場においても、特に米国の初等教育の中でPalmが使用されているニュースをちょくちょく目にするわけですが、それなりのアプリもやはり多く出されています。医療の場だと日常の健康管理でPalmを使用する方を除き、治療する側(例えばお医者さん)はPalmを持っているとしても、治療される側(患者さん)の方は、通常は持つことはないと思いますので、ここが教育の場におけるPalmの使われ方の違いでしょう。
 教育の場だと教える側(教員)と教えられる側(生徒・学生)−いやあえて学ぶ側と言っておきましょう−が存在し、共にPalmを活かした学びが出来る、ああ、なんて夢のような光景なんだ。まず、日本ではPalmで実現させることは不可能ですね。 さて、大風呂敷を広げたような私らしからぬ話題でスタートいたしましたけれど、今回はちょっとマニアックな教員支援ソフトについて触れたいと思います。
 いつもPalmの話題が満載のPalmAddicthttp://palmaddict.typepad.com/)で
LessonPlanhttp://www.tapperware.com/LessonPlan/index.html
というアプリが紹介されていまして、ちょっと興味を持って早速ダウンロード・インストールしてみました。
 LessonPlanとその名の通り、授業計画を立てる上では貴重な支援アプリですが、こちらで扱いたいものが扱えなかったりと思った程のアプリではありませんでした。通常時間割上の時間帯というのは決まっているものですが、日によっては授業時間が50分だったり、45分だったりする時があり、この時間の変更がきかない。デスクトップ版はフリーで公開されているようですが、文字化けしますので、どうにも役に立ちそうにない。しかも約20ドルの買い物はちょっとねえ。ただこうしたアプリが実際に教育の場で活かされるところを想像すると何ともうらやましい感じがします。まあ、本当に使われているかは分かりませんが・・・。
 これだと今まで使っていた
LectureMatehttp://www.cyberling.com/palmos/lecturemate.asp
で十分だし、いやいやそれだったら、
SmartListToGohttp://www.dataviz.com/products/smartlisttogo/index.html
で良い。
 色々考えた結果、LessonPlanはPIMとのリンクが出来ないことを最後の理由として、やはり見送ることにしました。
 因みにPDATeacherというアプリでも授業計画は立てられるのですが、こちらは専ら生徒や学生個人に関する管理を支援するアプリで、個人保護法の関係上、常時Palmで生徒や学生の情報を持ち運びするにはちょっと危険かも知れませんね。
 以上は教員用アプリで、学生用のアプリはこちらで紹介しています。
 Palmでは無理でもウィルコムのesだと教育の場で活かせるかも・・・とこっそり可能性を探りはじめています。