Handheld専用版があれば絶対購入するアプリ
Palmwareの掘り出しものに触れると、フリーウェアであれば、心ときめきすぐに飛びつきますが、シェアウェアの場合は予算立てして、裏金(合法的にですからご心配なく)を操作して手に入れるものですから、購入したときには一入の感動があります。増してそのシェアがフリー同様に手に入るととなるとその感動はさらに深いものがあります。
こうしたシェアウェアものがフリー同様に手に入るケースとしては母艦とのシンクを前提としたアプリがほとんどで、PCとの連携を前提として使用される方にはやはり購入しなければその良さなり奥深さは味わえないということになります。しかし、私のようにクリエ単体で処理をしたいと考えるユーザーにはこれほど美味しい話はありません。
例えば先日ご紹介した
PhatNote(http://www.phatware.com/phatnotes/hpcnotes3palm.html)
はPalm版の方にはレジストするメニューがありませんので、Palm専用としてのみ使うのであればデモ版で手に入れることが可能です。
また
NoteStudio(http://www.dogmelon.com.au/ns/index.shtml)
についても、一部使用制限があるだけで通常の使用に関しては特に支障はなさそうな感じ。
その他にも、以前にご紹介したThinkDB(これについては結局シェアウェアのSmartListToGoを手に入れることになりましたのでここでは例外ですが)や
PlanPlus(http://www.franklincovey.com/planplus/xp/)
もデモ版から取り出したPalm版の方にはレジストするメニューが存在せず、そのままクリエで使用出来ています。
開発者から見れば寄生虫のような感じがして迷惑な使用のされ方かも知れませんし、若干グレーゾーンっぽい使用法で本来はちゃんと購入して使用するというのが礼儀だと思います。こうしたアプリはやはりPCとシンクさせることにそのアプリの特徴やその良さがあるわけですから、ある意味アプリの本当の深さや可能性というものは購入した方にしか味わえないのでしょう。
それでもいずれのアプリもPalmwareとしては非常にカスタマイズ性が高く、いずれもHandheld専用アプリでリリースされれば購入したいくらい(これは本当の気持ちです)のアプリです。PlanPlusに至ってはデジタルフランクリンプランナーよりも使い易いくらいの印象を持っています。
残念ながら上記のアプリはすべて海外発のものばかり。母艦で入力すると文字化けするという報告がなされたり(注:PhatNoteは文字化けしないとのことです)と、やはり母艦アプリとPalm版アプリのセットではどうしても購入は見送りたくなります。Palm専用版のみの販売がされれば、絶対飛びつくと思います。でも、正直今のままでも十分満足していますけれどね。