ZLinkを試す

　アプリ・パネルそしてDAのショートカットを作成してくれるという
ZLink（http://www.zztechs.com/en/zlink/beta.htm）
のベータ版が公開されましたので、早速試すことに。アプリとDAに関しては関連データ共々、外部メモリに移してくれる機能がついています。私の場合はアプリに関してはPowerRunがすでにその役割を果たしてくれますので、新たに導入する必要はないのですが、DAが外部メモリに移動出来るなら若干なりとも本体メモリの節約につながると思い試用してみました。
　まずZLinkを起動してショートカットの作成という作業でDA達を外部メモリに移動。これにより普段は隠れているDAがショートカットのアイコンによって通常のアプリと同じようにランチャー上で起動出来るようになります。しかし、ここで問題発生（勿論、不具合という意味ではありません）。
　そもそもDAというのはPalmで実現出来ていないマルチタスクを一部実現してくれるもの。当然DAを通常のアプリと同じように使えば、コマンドツールバーからDALauncherによる起動が出来なくなります。つまり、あるアプリを起動している状態からDAを同時に起こすということが不可能になるという、この当たり前の理屈に初めて気が付きました。
　DAをランチャー上で可視化するだけであれば、特に操作することなくApplShelf上で可能ですし、外部メモリに移すとDALauncherから起動出来ないとなれば、DAの意味がなくなってしまうぞ。
　パネルのショートカットなら使い勝手があるかもとも思いましたが、この機能だけなら確かこれに似たやつがフリーがあったような気がします。
　正式版はまだリリースされていませんが、ベータ版でも十分クリエNX上で動作しますし、PowerRunの導入を検討されている方なら、このZLinkと比べてみるのも良いかも知れません。コストパフォーマンスに注目したいですね。
　今のところ必要ないと判断してクリエへの導入は見送ることにしました。