BrainForestとBonsai
アウトラインプロセッサの代表格と言えば、Bonsai、ShadowPlan、BrainForest、Progectと言ったところでしょうか。タスク管理や単なるチェックリストとして利用するのが一般的で、標準のToDoと比べるとTreeが使えて、進捗状況が確認出来るなど幅広く活用できる点で便利なアプリ達です。
その中でも、私が利用しているのが、以下の2種のアプリです。
- BrainForest(http://www.ultrasoft.com/BrainForest/overview.shtml)
- Bonsai(http://www.natara.com/Bonsai/index.cfm)
ただ、私の場合、タスク管理というよりは、レポート作成においてその機能を発揮しています。
まず、標準のメモ帳や、PsMemoでアイディアを作成して、BrainForestのインポート機能でメモ帳からのデータを移して整理します。ナンバリングや並べ替えも快適ですので、ここでレポートの見出しが完成。必要であればエクスポートで編集したデータを再びメモ帳に移すことが出来ますので、万が一のバックアップに使えるかも知れません。その後、それぞれの見出しごとのMEMOで文章を作成していきます。
次にBonsaiに付属しているImportToBonsaiというアプリを起動してBrainForestで作成したデータをBonsaiで読めるようにします。Bonsaiでは項目の色分けが出来たり、フォントも変える(TinyFontは文字化けしますので、これへの対応は別の機会に)が出来ますので、BrainForestに比べると閲覧性が飛躍的に向上します。そして、最後に、Bonsaiで校正したものをエクスポートでDocファイルにして、レポートが完成という運びになるのです。Docファイルですと、メモ帳の4KBという制限もありませんので、長い文章も作成できますし、この後、DocumentsToGoV7.006(私のは英語版です)でテキストファイルにしたり、Word形式のリッチテキストに直したりといったことも可能になります。
BrainForestやBonsai単独でも十分な機能はありますし、レポート作成も可能ではありますが、この2種のアプリのコラボレーションで、さらに充実度アップした快適なレポート作成が出来るようになっています。ただ、両方ともメニューが英語ですので、使いにくいかも知れませんし、見落としている機能がまだまだあるかも知れません。
とにかくレポートの第○章の○という(日本語ではなくで3.2.1という英文形式の見出し番号ですが)見出しのナンバリングが簡単に出来るので、この2種のアプリはレポート作成には欠かせないものとなっています。