shino-jiのスマホ日記

手持ちのスマートフォンやその周辺機器、アプリの使用感などを取り上げるブログです。

DocumentsToGoについて

 昨日も取り上げましたテキストエディタの一つである
DocumentsToGohttp://www.dataviz.com/products/documentstogo/premium/index.html?device_id=118
ですけれど、現在の最新版がv10.002。
 マイクロソフトのWord2007、Excel2007、PowerPoint2007のネイティブファイルをサポートしていて、閲覧ならびに編集も可能。更にPDFファイルの閲覧も可能と、少なくとも説明を見る限り、最強アプリのように見えます。
 しかし、実際のところv9から日本語のサポートがなくなってしまったようで、最新バージョンはどうも役に立たないようですね。
 私自身もクリエをメインに使用するようになって最初に購入したPalmwareがこのDocumentsToGOだっただけに、当初、その機能の高さは相当なものがあったと記憶しております。v6からWordとExcelのネイティブファイルが扱えるようになり、v7からネイティブテキストファイルが扱えるようになりました。これによりテキストファイルとWordとの互換が可能になった訳です。しかし同時に、DocumentsToGoの売りの一つだったスペルチェックが日本語環境で使えなくなってしまいました。
 更にv8からはネイティブPDFファイルの閲覧が可能になって機能を充実させた訳ですが、このバージョンから日本語を正式にサポートしなくなったために、残念ながらPDFファイルも日本語は文字化けで、PDFに関しては日本語環境では十分活用が出来なくなったということは昨日ご紹介したとおりです。
 特にPDF以外での機能にはv7もv8も差がないようでしたので、ファイルサイズの小さいv7の方を現在導入しています。
 ファイルサイズと言えば、v7以降は本体とDB以外のファイルを外部メモリに移動させて使用することが可能になり(但しv7別途はDataviz Tech Tool(http://support.dataviz.com/support.srch?docid=13105)が必要です)、アプリのファイルサイズも小さくすることが出来るようになりましたので、使いやすくなった部分もありますが、ファイルマネージャーが階層表示をしてくれないのでこれはちょっと最悪です(v9からは改善されたのかな?)。
 デスクトップ版もあり、Palmとの同期が可能なんですけれど、WordとExcelのネイティブファイルが扱えるようになってからは、むしろ直接ファイルを外部メモリに入れてあげる方が、HotSyncの時間が短縮出来ることもあってデスクトップ版が活躍する場面はデモ解除キーを入れてPalmにインストールする時ぐらいなものでしょうか。
 少なくともテキストエディタとしてはファイル管理も含めて使いにくく、せいぜいテキストファイルからWordの互換と、PalmExcelを直接閲覧・編集したい時ぐらいでしか活躍しません。
 何より最新バージョンで日本語が正式にサポートされていないというのが一番痛いところだと思います。