さて今回からは、テキスト入力の改善についてのメモです。
まずはどうでも良いものから。
NoAltAlert(http://www.mospot.net/download/noaltalert)
テキストフィールドではCentroはAltキーを押すと、普段入力しにくいような記号がポップアップされて便利なんですが、そうでない時に押すとALTキーのアラートが出てきます。それが表示されないようにしてくれるというもの。
次に、PalmOne機種のテキスト入力のバグを修正してくれるという
FixField(http://www.freewarepalm.com/utilities/fixfield.shtml)
具体的には、テキスト入力の際、入力フィールドをタップしないといけないバグを修正してくれる環境設定パネル。
ここからはATOKでの入力を快適にしてくれる設定で
KeyQuick(http://www.jade.dti.ne.jp/~imazeki/palm/KEYq/)
にて、ここでもミニーさんにお世話になりますけれど、『Mini's patch for ATOKフォローアップ 』を参考に、「KeyQickを併用される場合の設定方法」に従っていけばOK。これでCentroのメニューキーが日/英の切り替えのキーに、そして緑色のSendキーがメニューキーに変わります。更にオプションキーを使ってのATOK用DAで快適に入力出来る方法が紹介されています。
ところでリセットの度に、ATOKのユーザ辞書と確定履歴が消えるという症状についての対策もATOKフォローアップ記事の最後の方に出てますので本体に入っているATD2Lrn.pdbを「一度SDカードにコピーして、再度本体RAMに書き戻して」みると、よろしいかと。
最後に、キーボード入力を快適にしてくれるアプリをいくつかメモ。
KeyCaps600(http://mytreo.net/downloads/keycaps600,22.html)
は数字や記号の入力がOptionキーを使わずにキーの長押しやキーの二重押しで可能になります。但し、ATOKでの日本語入力環境下ではClickの設定をLower:eに、Holdの設定をOption:1にしてAdvancedOptionsのDetectAutocompleteを解除しておくのがポイント。
TopSelectText(http://www.ranosoft.net/treo/top-selec-text/)
はShift+5WayNaviでテキストフィールドの選択なんかが出来るようになります。これはシェアウェアです。
また、フリーの
FieldPlus(http://www.nekito.net/~sachs/palm/)
というのもありまして、これには『恍惚のほし★』の「原因はFieldPlus」に設定上の注意点が報告されていますので要チェックです。「FiledPlusの文字選択(Selection)の「5-Way does」の項目を「select only」とする」ことでミニーさんのATOKパッチとATOK用DAのKeyQuickでの設定でオプションキーを使った入力が出来なくなってしまう問題を回避出来るとのことです。
T-Suite(http://www5f.biglobe.ne.jp/~T-Pilot/pages/ReadMe/TSut/TSuiteReadMe.html)
は、BlockAuto-Shiftingでテキスト入力の際に始めの文字が自動で大文字になるのをブロックしてくれますし、WingMenuでコマンドツールバーの操作が5WayNaviで可能になりますし、FEP Toggleでコマンドツールバー上で日英の切り替えが可能になったする便利モノです。
以上あわせて、必要に応じてPOBoxとATOKを切り替えながら使用すれば、Centroでの通常のテキスト入力は完璧です。