shino-jiのスマホ日記

手持ちのスマートフォンやその周辺機器、アプリの使用感などを取り上げるブログです。

手持ちのPalmの長所、短所

 現在、私の手元で稼働しているPalmはクリエNX80V、クリエTJ25、PalmTX、そしてTreo650です。
 しかし、どのディバイスもそれぞれ特徴があって、その特徴を活かせばそれぞれが優れているわけですが、一方でどれかを単独で使用しようとするとどうも満足がいかないと部分がそれぞれにあるものです。
 まず、現在メインで使用しているTreo650は、そのキーボードでの使いやすさは4台の中では最高です。ROMを弄することが出来ることでカスタマイズ性を上げることが出来ますし、一部の不安定なアプリもこれで対応させることも可能になります。しかし、日本語化アプリやDBCache対策のアプリを追加しなければならず、そのためどうしても本体空き容量が気になるディバイスです。また、NetFrontやPicselViewerが動作しないため、日本語のネイティブのHTMLファイルやPDFファイルを閲覧することが叶いません(HTMLファイルはBlazerで見ることが出来るようですが、私のTreo650はROMを弄す作業で、どうやらBlazerを喪失したようで・・・)。あとWiFiが使えないのでネットの閲覧にはそれなりに工夫が必要になり、何かとこの点は不便さを感じます。
 次にPalmTXですが、こちらもROMFlashableなTXでしたのでROMを弄することが出来て、Treo650同様、カスタマイズ性を上げたりDBCache関係での安定度が格段に上がっています。こちらは日本語化アプリやDBCache関連のアプリを追加しても空き容量が十分にありますので問題なし。しかも4台の中では一番の爆速です。WiFi接続が可能なので、家庭での環境が整っていれば、ネットの閲覧は快適です。しかもNetFrontが動作します(ちょっとゴニョゴニョ必要ですけれども)。ただここでも残念なのが、日本語のネイティブPDFファイルを閲覧出来るアプリが存在しないこと。私が望んでいる条件としては一番その要求に応えてくれているPalmなのですが、キーボード搭載機の使用に慣れている私にはTreo650の方が使いやすいというその一点でメイン使用の座を譲っている状態です。
 最後に2台のクリエですが、TJ25で気になるのが空き容量の少なさとバッテリ持ちの悪さ。NetFrontは動作しますけれど、私の環境ではPicselViewerがダメなようですから日本語PDFファイルの閲覧は不可。NX80Vではこの点JackFlashを使うとROMを6MB分拡張することが出来ますし、PDFファイルに関してはNetFrontもPicselViewerが標準で入っていますので大丈夫。また、キーボードでの使いやすさはTreo650に劣るとは言え気に入っているところです。CFとメモステのダブルスロットの利便性は言うまでもないでしょう。しかし、その分本体の重さが気になるところ。この2台のクリエは別途アダプタを取り付けないとネットに繋いでの使用はワイヤレスでは出来ないところも不便です。残念ながらネット接続用アダプタはもう手に入りませんので、純粋にPDAとしてだけの使用に限られてしまっています。
 以上、私が使っているそれぞれのPalmについての長所、短所を述べた訳ですが、4台のPalmの長所を寄せ集めたディバイスが果たして、期待して待っているALP搭載機になるのか、是非注目したいところです。PDAとしてのPalmにいろいろ期待する方がちょっと時代から遅れている感もしますが・・・。