本体メモリ節約〜PowerRun
本体メモリ節約に関しては最高峰のアプリ
PowerRun(http://simple-palm.com/)
(シェアウェア1800円、15ドル)について見ていきたいと思います。
外部メモリにアプリのみならず、関連データまで移動してくれ、本体側にショートカットを作成して、標準ホーム上にアプリを表示してくれる優れ物です。何よりもその使い易さは最高です。
移動させたい本体内のアプリを選んで移動をタップするとカードにアプリと関連データファイルを一発で移してくれます。外部メモリもメモリースティック、コンパクトフラッシュを選択することも可能です(この場合PowerRunを起動した時にどちらの外部メモリを使用するか聞いてきますので選択しなければなりません)。また、「メニュー→編集→ソフト本体のみ移動」でデータファイルをクリエ本体に残してアプリのみ外部メモリに移動させることも可能です。
使用の際の注意点は、DocumentsToGoとの相性は悪いそうで、この点は気を付けなければならないことと、移動したファイルの容量より大きな空き容量が本体側にないとリセットがかかってしまいます。それから、PowerRunで外部メモリに移しているアプリの起動中にソフトリセットがかかった場合、そのまま本体内にアプリと関連ファイルが残ってしまうことがありますので、その際、再度PowerRunを起動して本体側かカード側のファイルを削除しないと本体側とカード側両方にファイルが残ってしまうことになり、結果的に本体空き容量を圧迫することになります(カード側のファイルを削除した場合、本体空き容量を確保したければ再度本体ファイルを移動しなければなりません)。
実はこの削除の機能、とても重宝しています。例えば削除したいアプリがある時にこのPowerRunではこれまた一発で関連ファイルも削除することが出来ますので、Destaller導入前はいつもこのPowerRunで試用して不用になったアプリを削除していました。一端カードに移して削除すると本体にゴミが溜まりにくいようで、中にはSavedPreferencesやUnsavedPreferencesにそれでも残ってしまうゴミがあるにはあるのですが、この方法ですとかなりの確率でゴミも一緒に削除されるようです。
私にとっては外部メモリはこのPowerRunの為にあるようなもの。まだクリエNX73Vを購入したての頃、私の職場の先輩Palmユーザーの方からまず勧められた最初のシェアウェアで、当初は使い方もよく分からずただ入れていただけでしたが、今では一番に勧められた意味がよく分かります。