shino-jiのスマホ日記

手持ちのスマートフォンやその周辺機器、アプリの使用感などを取り上げるブログです。

SH06Gの着信をZenWatch2で確認できるか

 現在、ドコモのガラホSH06Gでは、SonyのSmartWatch2とSmartBandTalkは全く問題なく、SH06Gの通知や着信を確認することが出来ますので大変重宝しています。では、ZenWatch2との連携が可能かと言うと、結論から申しますと、不可です。SH06GにGooglePlay開発者サービスのインストールが弾かれてしまい、AndroidWearが機能しないからです。
 では現在の環境で、どうしたらZenWatch2にSH06Gの着信通知がうまくいくのか。
 理屈から言えば、データ通信専用で使用しているXperiaA4にSH06Gの着信通知がうまくいけば、XperiaA4からZenWatch2に通知されるはずということで、早速ためしてみました。
 まず試したのが
BluePosthttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.jr.java_conf.tochy0115.bluepost&hl=ja
というアプリ。有償ですが、無償のBluePostLiteであらかじめ動作確認が可能です。この場合、XperiaA4をサーバーとして、SH06Gをクライアントとして両方のディバイスにインストールして設定する必要があります。『着信』『バッテリー低下』『SMS受信』の3つを通知させることが出来ます。実際に電話をしてみますとBluetooth接続で、しっかりXperiaA4にSH06Gの電話通知が出てきます。振動回数も設定できますので、これはなかなか便利なので迷わず購入してしまいました。ところがです。肝心なZenWatch2には通知がいかない・・・。う〜ん、厳しいですね。
 次に試したのが、PushBulletを使うやり方。先人がちゃんと研究なさっているんですね。『続・続・複数端末間で着信通知(Pushbulletで通知を同期)』を参考にやってみました。まず、TaskerとPushbulletをSH06Gにインストール。両方共にインストールできますが、Pushbulletがうまく動作してくれません。どうやらGooglePlay開発者サービスの壁があるようで、これを回避するためには、『今更ですがBlackBerry OS10でAndroidアプリを使った場合のPlay開発者サービスの入手メッセージを回避する方法』を参考に、PushBulletにパッチを当てると問題なく使用できるようになります。受信はアプリを起動しないとPushしてくれないようですが、送信については特に問題はない模様。
 環境がそろったところでSH06Gに電話をしてみます。XperiaA4にPushBulletの通知が送られてきましたが、SH06Gに着信があって結構遅れての通知です。ZenWatch2では電話を切った後で通知がきました。なかなかうまくいきませんね。
 では最後に、SH06Gに元々入っているガラホからタブレットに通知を送ってくれるという
PassNowhttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.sharp.android.passnow&hl=ja
をXperiaA4に入れてSH6Gとペアリングの設定をします。
 電話をかけてみると、おおっ!何と2、3秒のタイムラグがありますがSH06Gの電話着信がXperiaA4に通知されます。その更に数秒遅れてZenWatch2にもこのPassNowの通知が行きました。ZenWatch2で通知に気づくまでには若干のタイムラグが生じますのでどこまで実用的かはわかりませんが、これが一番いけそうです。一番身近な所に有用なアプリがあったんですね。
 まあ、現実的には私の場合、XperiaA4が無ければZenWatch2を活用できないわけですから、XperiaA4に通知が届けば問題ないわけです。それを考えると最初に試したBluePostが秀逸です。いずれにしても、ZenWatch2は宝の持ち腐れになりそうです。
 SH06Gの後継機種が果たしてドコモから出るのかは定かではありませんが、次の機種ではAndroidWearがサポートされることを切に望む次第であります。