BlackBerry10の発表で現時点では日本での発売予定はないとBlackBerry社がコメントしたことで、BlackBerryの日本市場撤退報道がなされていますが、『撤退』の解釈を巡って報道が右往左往していますね。
と言っても、これからBlackBerryユーザーの初心者か、手に入れたいとちょっと興味のある人を除き、どれだけ不安になる人がいるのかなと思います。
BBB9900の発売当初は、田舎のショップには全く置いてない状況でしたし、サポートもまるで本気ではない感じ。サービスの継続の約束がなされている以上、『撤退』しても現行ユーザーには全く影響はありませんし、仮に『撤退』するにしても、市場が縮小しているBB社としては懸命な判断と言わざるを得ませんよね。
NokiaやPalmの撤退の仕方と似ていると言っている方もいらっしゃるようですが、確かに似ていてもPalm社は元々ケータイ端末としての販売実績はありませんでしたし、Nokiaは新端末を発表してからの文字通りの撤退でしたらから、ガラケー全盛期に撤退したこの２社とは少し状況が違うように思われます。
BB10の取り扱いは、あくまで現時点での発売予定をBB社がコメントしただけでしょうから、ドコモの日本語の対応と本気の販売展開が約束されれば、『撤退』の可能性についてはそれほど高くなくなるのではないかと考えます。ただ、新端末を冬モデルから減らしていく意向のドコモに今後BB10をそのラインアップに加えていくかはとても期待できそうにありませんが･･･。
