FlushIt!でDBCacheクリアの設定をアプリ起動時や終了時にしておくと、クリップボードのデータも一緒にクリアされてしまう点を解消するために
FDAL(http://felle.cocolog-nifty.com/blog/fdal/index.html)
を一時的にEnableにして活用していることは以前にもご紹介したところです。FDALは標準のクリップボードとは別にFDAL独自のクルップボードDBを作成することから、DBCacheクリアでも影響を受けないんですね。しかし、あまりの反応の良さにドラッグやタップの度にFDALがポップアップするのも、ちょっと使いにくい時もあるので、Clipsと共存させるためにこのような使い方をしている次第です。
しかし、FDALを一時的にEnableにすると言っても、他のアプリ使用中にこの作業をやるわけですから、一端、ランチャーに戻ってFDALを起動するか、もしくはPetitLaunchにこのFDALを入れるかしなければならず、いずれにしても、シングルタスクが前提になっているPalmでは、起動しているアプリを終了しなければならないことになります。FDAL起動後は例えばSwitch5ですぐ前に使用していたアプリに戻ることは可能ではありますが、アプリによっては作業していた画面ではなくて、そのアプリのホーム画面に戻ったりしていることがたまにあるため、ややもすると作業画面に戻るのが面倒だったりすることもあります。
しかし、その面倒さを解決してくれるのが、
OnTop(http://palmgear.com/index.cfm?fuseaction=software.showsoftware&prodid=133634&PartnerREF=&siteid=1)
というアプリ。他のアプリ起動中でも、あらかじめハードキーに割り当てたアプリを起動させ、そのアプリを終了すると元の起動中のアプリ画面に戻ることが出来るというもの。これにFDALを割り当てておけば、マルチタスクでFDALのEnableとDisableがいつでも出来ます。ちょっとしたコマンドバーでの設定の切替みたいな感じで出来ます。アプリの終了はホームボタンを押すことで解消します。
基本的にハードキーに割り当てが出来るアプリは設定出来るのは本体内のアプリ・DAか、もしくはPowerRunなどでショートカットが本体にあるアプリのみ。当方は現在、外部メモリ上にアプリを逃がしていますので、外部メモリ上のアプリはOnTopでハードキーの一つに標準ランチャーを割り当てて、起動させるようにしています。
あと、
2LaunchMe(http://palmgear.com/index.cfm?fuseaction=software.showsoftware&prodid=126575)
でも、Option+ホームで割り当てたランチャーからアプリを起動させて、同じ様な使い方が可能です。きっとOnTopか2LaunchMeどちらかだけで十分なんでしょうけれどね。まあ、共存も出来ます。
いずれにしてもこの操作を可能にしてくれているのが、アプリのDAを作成して(疑似)マルチタスクを可能にしてくれる
Accessorizer(http://www.1src.com/freeware/fileinfo.php?id=1674)※ダウンロードは要登録です
これで標準ランチャーのDAを作成するだけでも結構十分だったりします。でもOnTopや2LaunchMeを使うと設定の幅が広がります。